顎関節症 治療

顎関節症の予防

顎関節症というのは、実は生活習慣が深く関係している病気なのです。ですので私たちできる限り顎関節症にならないように、顎関節症を予防するようにしなければいけません。ではどのように顎関節症を予防すれば良いのか考えてみましょう。

 

生活習慣が顎関節症と深く関わっているのであれば、ある程度は予防することも可能となります。顎関節症の予防をするためには、顎関節症の原因となる癖を修正していくことが大切になってきます。

 

まず、はじめに食事の時に、必ず両側の歯を使って食べるようにしましょう。片方どちらかに偏らないように、両側の歯を均等に使うことが大切になってきます。また、しっかり噛んで食べるようにすることも重要になります。もしも虫歯などがある場合は、片側に負担がかかる食べ方になってしまうようであれば、早急に虫歯の治療を行うようにしなければいけません。

 

次に正しい姿勢を維持するようにすることが大切になってきます。もし姿勢が悪ければ体の姿勢を直すようにしなければいけません。姿勢に関しては普段から意識していないといけないので常に正しい姿勢を心掛けるようにします。

 

もし、足を組んだりするがあれば極力やめるようにしましょう。頬杖を付くのもやめるようにしなければいけません。また、うつ伏せになって寝ないようにすることも顎関節症の予防になります。つい癖で、いつの間にかうつ伏せになって寝てしまっている場合は、そうならないための快眠グッズを用意して注意してみてください。

 

歯ぎしりをする癖があるのであれば、止めるようにしましょう。寝ている時の歯ぎしりは意識して止めるわけにはいきませんから、マウスピースなどで対処すると良いでしょう。

 

食いしばりを止めるようにすることも顎関節症の予防になります。歯を食いしばらず、なるべくあごに力を入れないようにしましょう。最後にストレスを溜めないようにすることも重要です。ストレスを溜めると、筋肉が緊張することになるので、できるだけリラックスした状態でいられるように、ストレス解消法を見つけましょう。もし、これらの予防策をとっても、顎関節症の症状が酷くなるのであれば、早めに口腔外科を受診するようにしてください。