顎関節症 治療

顎関節症の検査方法

自分がもしかして顎関節症ではないかと思ったとしても、口が開けづらくなったりしたり、顎関節症の症状がある程度酷い状態にでもならないと、わざわざ病院に行くことはあまりないかもしれません。

 

しかし、口の開け閉めの際に痛みがなかったとしても、重度の肩凝りの原因が顎関節症にあることも珍しくはありません。顎関節症は特別に治療をしなくても自然に治る場合もありますが、実際に治療が必要かどうかは専門家でないと判断ができません

 

もし、顎関節症になっているのではないかと疑っているのであれば、一度、病院に行って、検査してもらうことをお勧めします。顎関節症の治療を受ける場合は、口腔外科を受診することになります。最近では、歯科でも行っている場合があるので、いつも通っている歯科に尋ねてみると良いでしょう。

 

はじめて顎関節症の治療を受ける人にとっては、どのような検査を行うのか疑問に思うことがあると思います。顎関節症の治療では、まず、はじめに行うのは問診です。

 

顎関節症の症状はいつから始まったのか?どのような症状があるのか?顎に負担を掛けるような癖はないか?などの問診を受けることになります。もし、服用している薬やアレルギーがある場合には、必ず申し出るようにしなければいけません。

 

この問診の結果によって、顎関節症の治療法が変わってくることになります。また、、触診や視診も行われることなります。体の姿勢や顔のバランス、口の開け閉め具合もチェックすることになります。

 

顎関節症の治療で行う口の開け閉め具合のチェックを開口量測定と言います。十分に口を開けられているという目安としては、指3本が縦に入るかどうかがポイントになります。さらに、開閉時に音がすることがないか。噛み合わせがどうかなども調べることになります。

 

また、レントゲンやCT・画像診断などによって、顎関節部の骨や関節円板の位置を確認するというのも、大事な検査となります。他にも、顎関節症の程度や状態によって、さらに詳細なことがわかるような検査を行う場合があります。結果として、顎関節症と診断された場合には、顎関節症の症状に合った治療法が施されることになります。